食の安全安心に対する関心が高まっている今日、一般の消費者を対象に酪農の現状と乳業の安全性に対する取り組みについて理解を深めてもらおうと、21年3月10日、九州農政局が「農林水産情報交流会」を永利牛乳の工場と牧場で開催しました。
参加した30名の消費者の皆さまは、まず工場のPR廊下からガラス越しに牛乳の製造工程を見学した後、原料乳の受入から殺菌・充填そして検査工程までビデオで詳細にわたって説明を受けました。
参加者たちは、「牛乳の品質管理における留意点」などを熱心に学習しておられました。
この後、牧場に移動し、実際に乳牛への給餌や搾乳等を体験され、身をもって酪農の現状に対する理解を深められました。
そして、スタッフの健康な乳牛を育てる苦労話や消費者に安心して飲んでいただける牛乳づくりにかける情熱に耳を傾けておられました。
意見交換の場では、「乳牛や酪農のことについて知らないことが多く、目から鱗の一日でした。」・「母牛がくれた牛乳の大切さと製品の安全性が十分理解できた。これからは牧場や工場の皆さんの努力を思い出しながら、大切に牛乳を飲んでいきたい。」など温かいご支援の言葉もいただきました。 参加者の皆様、一日御苦労さまでした。日本の酪農や乳業を守るため、これからもおいしい「牛乳」をつくり続けてまいります。どうぞご支援ください。